作曲のお勉強の、記録日記です

エイとタンチョウ

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「3月のソナチネ」

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ブログ初掲載の記念すべき第1作目として、ピアノのための3楽章のソナチネをアップしました。

タイトルからわかる通り、制作時期は3月。サティの「官僚的なソナチネ」に影響されて、わかりやすさ重視の楽しげな曲を書いてみようと思い立ったのがきっかけです。

第1楽章

もちろん、ソナタ形式。冒頭、左手親指の順次下行する「クリシェ」の音型が、「官僚的なソナチネ」からの影響そのままなのです。フランスの作曲家って、だいたいクリシェを使いますよね。第1主題から第2主題への移行部では階梯導入的フレーズに挑戦。実はこの部分だけで書くのに1日かかっています。

第2楽章

非常にのほほんとした曲ですが、調を何に設定するかで迷いました。古典派のソナタは、真ん中の楽章で下属調(IV調)になることが多いので、これにならってみました(ハイドンのピアノソナタなんかで、全然関係ない調にいくこともありますが。)たぶん、ソナタ形式では属調方面への移調が多いので、下属調なら前の楽章とバッティングしにくいということだと思うのです。

第3楽章

一応ロンドソナタ形式ということになるでしょうか。コーダへのつなぎが型通りではないですが。

ロンドは何回も同じ旋律がでてくるので、変化をつけてみようとそれなりに試行錯誤してみたのですが、結局うまくいかなくて、最終的には単純な繰り返しになってしまいました。再現部はちょっとだけ華やかに。

中間部は非常にありきたりなメロディですが、再現部への移行が非常に気に入っています。

制作の流れ

まず、楽譜作成ソフトmusescoreで大まかな譜面を作ってから、Logicに移り電子ピアノでMIDIを録音、調整する感じで作成いたしました。動画では、musescoreのプレイバック画面と、Logicで書き出したオーディオを同時に再生していますので、若干ズレがあります。

普段は、musescoreからMIDIデータをエクスポートして、それをLogicに取り込むのですが、今回は実際に鍵盤を弾いてレコーディングしてみました(もちろん、私の腕だとクオンタイズをかけないとダメです。結構強めに。)弾いてみてわかったのが、思ったほどレガート奏法ができていないということ。頭ではきちんと弾いているつもりでも、実際にデータになると露呈してしまうんですね。

ピアノのサンプルライブラリーは、EastWestのQL Pianosを使っています。ただし出音の扱いにくさに戸惑っているのが正直なところです。公式デモではわかりにくいのですが、例えばスタインウェイの音はアタック感が弱く、フレーズが不明瞭になりやすいですし(クローズマイクの音を混ぜると多少は良くなるのですが)、ベーゼンドルファーも似た傾向です。

今回はベヒシュタインの音を使っており、これが一番扱いやすいです。低域のハンマー音(?)が目立つので、EQを工夫する必要がありそう。

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